游墨春秋76月儀帖(けつぎじょう)三~四世紀(晉時代)

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【原文】

三国時代の晋の索靖(二三九~三○三)の書と伝えられる。索靖は草書、八分を善くしたと。とりわけ、草書体の一種である「章草」体に秀れたとされる。この『月儀帖』は、一年の各月ごとの書簡文の例文集とされる。その書は草書体と同じ省略体であるが、連綿が無く、独特の筆法を残している。この章草体は、近年出土の漢晋の木簡の草書体に通じる。書聖王羲之前の草書体の面影を残している。この草書体は明代の宋克などによって復興した。現在この書体を学ぶ人はそれほど多くない。草書学習の基本となるべきものであろ。この『月儀帖』は、清末の楊守敬の刻した『隣蘇園法帖』の一部

である。ここに用いた残本『隣蘇園帖』は、清末民国期に、章草を善くした卓君庸の旧蔵本である。

 D02.1

【粗譯】

據傳是三國時代晋國索靖(二三九~三○三)寫的,索靖善於草書、八分書,寫得特別好的是草書體之一的「章草」。此篇〈月儀帖〉將一年各月的書簡,各別匯集而成的字帖。此書與草書體一樣是用簡筆,但沒有連綿,是殘留下來的獨特筆法。這種章草體,在近年出土的漢晉木簡中,與其草書體是相通的。是在書聖王羲之的草書體,之前殘存的樣子。此種草書體,在明代的宋克等人也曾復興過。現在學習這種書體的並不多,應當仍以一般草書學習為基本。此〈月儀帖〉是清末楊守敬所刊刻的《隣蘇園法帖》之一部份,此處所採用的《隣蘇園帖》残本,是清末民國期善於章草的卓君庸的舊藏本。

 D02

【單字】

省略(しょうりゃく)はぶく【省く】  

連綿体(れんめんたい)書道で、草書・行書やかなの各字が切れずに連続して書かれている書体。

木簡(もっかん)とは、古代の東アジアで墨で文字を書くために使われた、短冊状の細長い木の板である。

書聖(しょせい)書道の名人を敬っていう語。

王羲之(おうぎし)

面影(おもかげ)ようす【様子】 まぼろし【幻】 

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